気になる感染症のニュースです。宮崎県は、子どもを中心に流行する夏風邪「ヘルパンギーナ」の感染者数が、6年ぶりに流行警報レベルを超えたと発表しました。
「ヘルパンギーナ」は、子どもを中心に夏に流行するウイルス性の咽頭炎で、感染すると、突然、38度以上の発熱や口の中の水ぶくれ、それに、のどの炎症などの症状がみられます。
県によりますと、先月28日までの1週間に報告された患者数は、1医療機関あたりの8.9人で、流行警報レベルの6人を超えました。
「ヘルパンギーナ」が警報レベルを超えたのは2017年以来、6年ぶりです。
また、先月28日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたり3.3人と前の週の1.43倍になりました。
また、インフルエンザは、1医療機関あたり7.1人で前の週の1.56倍になっていて、全体のおよそ8割が15歳未満となっています。
(スタジオ)
「ヘルパンギーナ」はウイルス性のため、飛沫感染や接触感染を防ぐことが大切です。
県は、手洗い、うがい、または咳エチケットなどの感染対策を呼びかけています。