高校生の防災の取り組みが評価されました。
防災アプリの開発に取り組んできた佐土原高校の生徒たちに、気象台から感謝状が贈られました。
佐土原高校情報技術部の生徒たちが、宮崎地方気象台の監修を受けて開発した防災アプリ「SHS災害.info」。
2017年から改良が重ねられてきたアプリで、最新の5作目は、災害発生の危険度を地図上で確認できる気象庁の「キキクル」に、雨雲の位置を重ね合わせて確認することができます。
1日は、このアプリが気象や防災に関する知識の普及啓発に大きく貢献したとして、福岡管区気象台長からの感謝状が佐土原高校の生徒たちに贈られました。
(佐土原高校情報技術部 長友理子さん)
「名誉ある賞をいただけて嬉しいです。外国の方にもいろいろな方にも使っていただきたいので、様々な言語も搭載していきたい」
(佐土原高校情報技術部 横山侑汰部長)
「実際に災害時に使ってもらうのはもちろんだが、防災ということで、災害が起きる前に災害への備えとして使ってもらいたい」
生徒たちは、今後、地震速報などをアプリに表示させる機能の開発に取り組むことにしています。