G7宮崎農相会合は、各国に、宮崎の食と農業をアピールする機会にもなりました。
宮崎県内の農業の視察や県産食材を使ったおもてなしなどの様子をまとめました。

宮崎の食と文化と農業でおもてなし

農相会合を前に続々と宮崎入りした各国の代表。


21日夜の歓迎レセプションでは、宮崎が誇る数々の食材と郷土料理などでおもてなししました。

(三浦功将記者)
「会場の一角には、県内の38酒造会社のすべてのお酒が味わえるコーナーがあります。そしてこちら、すでに良い香りが漂っているんですけど、熟れに熟れた真っ赤なイチゴ。来場者が自ら摘んで、その場でいただくことできるブースとなっています」


関係者らは、宮崎牛や県産野菜などに舌鼓を打ちました。

そんな会場に花を添えたのは、国の重要無形民俗文化財に指定されている高千穂の夜神楽です。

(高千穂町三田井地区神楽保存会 甲斐晃一郎会長)
「世界的な大変な場面で神楽の奉納ができたことに最高の喜びと安堵を感じているところ」


会場には、日本国内の持続可能な農業の取り組みを紹介する展示ブースが設けられ、新富町のベンチャー企業が開発したピーマンの自動収穫ロボットに、日本農業遺産に認定されている宮崎市田野町の大根やぐらなどが展示されました。


(高千穂郷・椎葉山地域について学ぶVRを三浦記者が体験)
「高千穂と言ったらこの景色ですよね。こういったところで林業が営まれているということですよね」