9日に投開票される宮崎県議会議員選挙。16年ぶりの選挙戦となっている北諸県郡選挙区です。
定数1の北諸県郡選挙区には、新人2人が立候補しています。(届け出順)

ベテラン議員の引退により、元町議会議員の新人2人が1つの議席をかけて激しい選挙戦を展開しています。
草の根の選挙戦 池辺美紀氏(無所属・新)
(丸山敦子記者)
「16年ぶりの選挙戦となった北諸県郡選挙区。新人2人の一騎打ちとなっています」
無所属で立候補した池辺美紀氏。
三股町議会議員を3期務めた実績を訴えながら、「しゃくなげの森」の経営を通して培った人脈をもとに、草の根の選挙戦を展開しています。
選挙戦では、農林業の活性化や福祉の課題に積極的に取り組みたいと訴えています。
(池辺美紀候補)
「私の場合は、大きな組織があるわけでもございません。本当に草の根運動でやっているところ。私は54歳という若さがありますので、この若さを全面に出して選挙区内を走り回ってしっかりと頑張りたいと思います」

現職県議の後継 福田新一氏(自民・新)
自民党の福田新一氏は、2015年に三股町議会議員に初当選し、去年、三股町長選に出馬。
今回の県議選では、7期連続で県議を務めた蓬原正三氏の後継候補として立候補しました。
選挙戦では、子育て支援策の充実や企業立地などを訴えながら支持拡大を図っています。
(福田新一候補)
「本当に住民のことを思っての動きを心掛けて、皆さんと一緒にやろうという輪が広がっていくことを期待して動いていきたいと思います。そして、私を使ってくれ、私を仕事させてくれ、だから勝たせてくれと言うのを、精一杯、体全身で訴えていきたいと考えています」

過去3回の県議選は無投票だった北諸県郡選挙区、有権者がどのような判断をくだすのか注目されます。
※MRTテレビ「Check!」4月6日(木)放送分