今年度のMRT環境賞で優秀賞に選ばれた「自然観察グループ『がまずみ』の会」を紹介します。
36年間に渡って身近な自然の観察会を通し、環境を守る大切さを訴えてきた取り組みを紹介します。
宮崎市にある池の周辺で野鳥や小動物、昆虫、植物などを観察し記録
宮崎市を拠点に活動している「自然観察グループ『がまずみ』の会」。現在の主なメンバーは28人で月に2回、観察会を開いています。
「ふだん見慣れている鳥とか、ムシとか、名前が分かることが(楽しい)」


1986年に発足し、36年間活動を続けている『がまずみの会』。
宮崎市にある池の周辺で、野鳥や小動物、昆虫、それに植物などを観察し記録しています。
「いたいた!いっぱい卵がありま~す。何の卵か分からないんですけど、ヤマアカガエルかシュレーゲルか…」


この日の観察会は、宮崎市生目にある丑山池で開催。メンバー10人が参加しました。
(会員)
「こんな身近なところにこんな息吹が見られるなんてすごいと思う」
「非常にいい資料を残しているんじゃないかと思う」



(自然観察グループ「がまずみ」の会 猪崎悦子代表)
「うわ~!なんと可愛らしい」
この会の代表を務める猪崎悦子さん。
猪崎さんは観察会の数日前から、去年の記録を参考にしながら資料を用意。
その資料をメンバーと見ながら観察会を実施しています。
(自然観察グループ「がまずみ」の会 猪崎悦子代表)
「この記録を見て『自然を大切にしないといけないよね』とか『これを守って行こうね』とか、そういう風に皆さんが思ってくれるようになったらいいなというのがありますよね」

