今年度のMRT環境賞で「キラリと光る活動賞」に選ばれた「認定こども園 みまた幼稚園」の取り組みを紹介します。
園ではさまざまな活動を通して子どもたちがSDGsについて学んでいます。

自然との共存を目指す教育

宮崎県三股町にある「認定こども園 みまた幼稚園」。
県のこどもエコチャレンジ施設に認定されている園で、これまで、自然との共存を目指すエコロジー教育に力を入れてきました。


(みまた幼稚園 福澤晃二園長)
「そのエコロジーの中で、僕はSDGsも育ってきた理念なのかなと思って。エコキャップの活動とか、みんなでゴミ拾いをしたりとかやっていた」


園には、おととし、生物たちが暮らすビオトープも設置。
子どもたちが日頃から自然活動やSDGsに触れる機会が設けられています。

SDGsの17の目標を「みまた幼稚園風」に

(みまた幼稚園 右田和代さん)
「SDGsの17の項目を印刷して、みまた幼稚園風に描いてあります」

教室の黒板には、SDGsの17の目標が貼られ、難しい言葉は子どもたちが理解しやすい表現に言い換えています。


(みまた幼稚園 右田和代さん)
「子どもたちが覚えて新聞で見たよとか、テレビのコマーシャルで出れば、映っていたよとかいうのも担任との会話ではよく聞かれます」

また、ゲーム感覚で目標を達成できるような工夫も・・・

(みまた幼稚園職員)
「目標が達成できたときにどんどん貼っていって仲間を増やしていこうかなと」「子どもたちにどうやったらSDGsが身近に感じてもらえるかというのを話し合って、子どもたちが好きな戦隊ものをしてみました」