シラスウナギ漁に取材班が同行

(宮崎内水面漁協 白潟 治組合長)
「雨が降った後ということで、期待はできると思います」

この日は、雨上がりということもあり、絶好のコンディション。今回、取材班は特別にシラスウナギの漁に同行させてもらった。


(渕 雅顕記者)
「午後6時半すぎ、これからシラスウナギの漁に密着します」

日没を待って、漁が始まった。

去年12月に解禁されたシラスウナギ漁。
現時点までのこの漁協の採捕量は、過去最低となった2018年の同じ時期に比べわずか1割程度だという。


漁開始から1時間。

記者:「まだ1匹もとれていません」
組合長「最悪です」
記者:「全然とれないですね」
組合長:「歴史に残る不漁です」
記者:「ひどいですか?」
組合長「ひどいですね」


調査班は、引き続きシラスウナギを探す。

記者:「これ!違うか、違いますね」
記者:「これこれ、草か…草でした」


いくら待ってもシラスウナギの姿は確認できない。

組合長:「これはひどいですわ」

(渕 雅顕記者)「およそ2時間の漁の結果は残念ながら0匹でした」

結局この日は、シラスウナギが我々の前に姿をみせることはなかった。


(宮崎内水面漁協 白潟 治 組合長)
「シラスウナギの安定供給というのが私ども漁協の立場なので、その責任を果たせない歯がゆさ」