日本プロサッカー選手会が、去年10月に亡くなったテゲバジャーロ宮崎の工藤壮人選手の家族の支援に乗り出しました。
今回の取り組みは、チャリティーオークションで、ワールドカップで活躍した日本代表メンバーも参加しています。
(吉田麻也選手)
「同じサッカー選手、そして選手会の仲間として何かできることはないかと考えて、今回のチャリティオークションを実施することにいたしました。」

日本代表のキャプテンを務める吉田麻也選手が、「仲間」と表現したのは、去年10月、病気のため、32歳の若さで亡くなった元日本代表で、テゲバジャーロ宮崎の工藤壮人選手です。

日本プロサッカー選手会は、工藤選手の家族を支援しようと、チャリティーオークションを企画。1月23日から、第1弾をスタートさせました。
オークションに賛同しているのは、ワールドカップカタール大会の日本代表として活躍した吉田選手や三笘選手、それに久保選手ら、そうそうたるメンバーおよそ30人。自身のスパイクやランニングシューズなどを出品しています。


このうち、久保選手のサイン入りスパイクは、入札額が、26日時点で、240万円を超えています。
売上金は、経費をのぞいて工藤選手の家族をサポートするために活用されるということです。
(吉田麻也選手)
「ファンサポーターの皆さんには是非サイトに足を運んでいただいて、少しでもご協力いただけたらうれしく思っています。皆さんぜひ、ご協力よろしくお願いします」
この活動に、テゲバジャーロ宮崎のチームメイトだった代 健司選手は…
(テゲバジャーロ宮崎・代健司選手)
「すごいありがたいことだと思いますし、こうやって活動していただけるというのは、皆さんに愛される選手、そして、皆さんの心を動かすようなプレーをしてきた選手なんだなと改めて感じます」

オークションの第1弾は、1月29日まで実施され、その後も、第3弾まで行われることになっています。