多くの企業で人手不足が深刻化する中、8日、宮崎県内の宿泊業の就職面談会が開かれました。
宮崎の観光を支える宿泊業でも、外国人が新たな戦力として期待されていて、8日も多くの留学生たちが参加しました。
宮崎市で開かれた宿泊業の就職面談会。
人手不足を受け、県が去年から開催しているもので、県内のホテルや旅館など21社がブースを構えました。
面談会の午後の部には、県内の専門学校に通う、ベトナムやスリランカなどからの留学生60人が参加。
企業の担当者に、仕事の内容や就業条件などを熱心に質問していました。
(留学生)
「能力試験などはありますか?」
(ホテル側)
「いえ、特にうちは設けていません」
(参加した留学生)
「宮崎のホテルとかレストランで働きたいです。就職したいです」
県内の宿泊業や飲食サービス業で働く外国人は650人余り。去年の面談会では、外国人10人の採用につながりました。
外国人の活用は人手不足の解消だけでなく、新たなビジネスチャンスにもつながると、期待が高まっています。
(宮崎県ホテル旅館生活衛星同業組合 田爪広志事務局長)
「幅広く外国人の方々を雇用することによって、いわゆるグローバル的な史観がわれわれも持てるというようなことが大事なことだと思います」
外国人の人材を活用する宿泊施設は、県内でも増えています。
(垣内沙耶記者)
「こちらの宿泊施設では、フロント業務などで外国人が活躍しています。」
日南市のこちらのホテルでは、現在、スリランカ、タイ、ネパール出身の外国人スタッフ6人が働いています。
(スリランカ出身 バシタさん・34歳)
「これが私が飾った花です。お客様からきれいとかありがとうと言われるとうれしい」
担当する仕事は、フロントやレストランのホール、客室のベッドメイキングなど。施設にとって、貴重な戦力となっています。
(タイ出身 シンスィリさん・26歳)
「(客に)私の笑顔が素敵といわれて、本当にうれしくてもっと頑張ろうと思う」
(スリランカ出身 バシタさん・34歳)
「めっちゃ楽しいです。前はちょっと大変だった。分からないこといっぱいありました。今は大丈夫。(みんな)めっちゃ優しいから大丈夫」
この施設で働く外国人スタッフ6人は、全員が「正社員」。
施設側は、「安心して働ける環境づくり」を大切にしていると言います。
(天然温泉ひなたの宿日南宮崎 松本吉弘副支配人)
「コミュニケーションを図りながら、日本での生活で困ったときに何でもサポートできるような環境作りを、今、心がけている」
県内でも増加している外国人の人材。観光業にとっても、存在感を増しています。







