ナフサ不足に関するニュースです。
全国の自治体では指定のごみ袋が品薄となる中、宮崎県新富町は、指定のごみ袋を廃止する方針を固めました。
その代わりとなるのがシールです。市販の透明な袋に指定のシールを貼る方法に変更となります。
この方法は全国でも珍しく、新富町は、一時的ではなく、永久的な措置として取り組むことにしています。

現在、新富町が販売しているごみ袋は、燃やせるごみや資源ごみなど、4種類。

ただ、町が今年3月、今年度のごみ袋の発注の見積もりをとったところ、業者側から「中東情勢の悪化以降、原料価格が高騰していて見積もりを出せない」と回答がありました。

このため、町が目をつけたのが、市販の透明なごみ袋にシールを貼る方法。

プラスチックの使用量を減らすだけでなく、これまで年間およそ2150万円かかっていた予算を、シール化によって850万円程度に抑えられる見込みです。

(新富町環境対策課 井本康介さん)
「ナフサ由来の原料を少しでも少なく製造できる方法というところで、シール化の検討に至ったという経緯があります。中東情勢の影響で急に状況が変わるのは私もびっくりしたところであります」

町民からはシール方式への変更に好意的な声が聞かれました。

(町民)
「どうせ捨てるものだから、(袋は)安いのがいいですよね」
「いろんな袋を買う必要がないから、いいんじゃないのかな。1種類の袋を買ってシールで分けれるんだったらいいんじゃないかな」

町によりますと、ごみ処理に自治体指定のシールを採用するのは全国でも珍しく、県内でも初めてだということです。

町は、現在開会中の町議会に条例改正案を提出していて、可決されれば、今年度中にシール方式に切り替わる見込みです。