来月からフィンランド日本大使館で料理人を務める男性が出発を前に、ふるさと・宮崎県日南市で自慢の和食をふるまいました。
早朝からキッチンで料理の仕込みに追われていたのは、日南市出身の料理人、川口雄介さんです。
川口さんはこれまで料亭や有名ホテルなどで勤務。
来月からフィンランドの日本大使館で、外交の舞台を食で支える「公邸料理人」として働くことが決まっていて、それを前にふるさとに恩返しがしたいと料理を地域の人などにふるまうことにしました。
(川口雄介さん)
「父が育てた野菜をメインに10品ほどつくる予定。みんな喜んで笑顔で食べていただきたい」
日南学園高校の調理科で和食を学び、これまで「公邸料理人」になることを目標にしてきた川口さん。
その姿をそばで見守る祖母の湯浅ヤス子さんは、日本を飛び出し公邸で働く孫を誇らしく感じています。
(祖母・湯浅ヤス子さん)
「涙が出る。びっくりした。頼もしい」
川口さんは、父親が家庭菜園で育てたサトイモの「白扇揚げ」や大根の煮物、日南どれのカツオを使ったちらし寿司などが詰まった和食料理を完成させました。
正午ごろ、近くの公民館には川口さんを小さい頃から知る地域の人などおよそ20人が集まりました。
「召し上がってください」
(招かれた人)
「味のバランスが最高で、これだけプロの味はおいしいんだなと感じてます」
「普段見慣れた野菜なんだけど、料理によってこんな風に変わるんだなと思う」
(川口雄介さん)
「みなさんには小さなころからお世話になっていたので、ふるまうことができてよかった。海外の方に日本食を知ってもらう、日本をよく見てもらう、PRする立場になるので、それができるように努めていきたい」
4月7日にフィンランドに着任する川口さん、現地ではスシや天ぷらを通して日本食の魅力をアピールしたいと意気込んでいました。







