たった十数人で舞、笛、太鼓などを回しながら夜を明かす

夜が更け寒さが、寒さが厳しくなる中、ベテランの師匠たちの出番も続きます。
(田爪一男さん・73歳)
「まだ眠くはないですね。体は眠そうだけど。頭は結構」


午前8時すぎ、12時間以上続けられた神楽も終わりが近づいてきました。
たった十数人で舞、笛、太鼓などを回しながら夜を明かし、今年も無事にそのすべてが終わりました。




(中之又神楽保存会 長友敏博会長)
「ひと昔前は継承ということすら意識していない。今の私たちは、この時をただ神楽を正確に指導したり、教わったりしながら、この時を過ごすだけ。それがすなわち継承でしょうけど、そういう気持ちでいます」

深い山里で受け継がれてきた神楽は、これからもこの地で続いていきます。
※MRTテレビ「Check!」12月17日(水)放送分から










