今月28日に開幕する全国高校サッカー選手権に、宮崎県代表として4年連続で出場する日章学園高校サッカー部。その強さの秘けつとは。
色々なところから点が取れるのが今年のチームの強み
県内最多19回目の全国大会へ挑む日章学園高校サッカー部。県大会では5試合を32得点無失点で4連覇を果たしました。
(日章学園 野口昊平主将・3年)
「チーム全員、全国に向けての団結力も上がってきているし、それが結果として失点が減ってきていることに繋がっている」
今年のチームは九州の強豪10チームで競うプリンスリーグ九州1部をリーグ最多得点・最少失点で初優勝。
新たな歴史を積み上げました。
(日章学園 原 啓太 監督)
「今年は全員攻撃・全員守備でまとまりのあるチームになっていると思います。色々なところから点が取れるのが、今年のチームの強み」
チームの主力を担う 2年生・吉崎太珠選手
中でも、県大会の決勝で先制ゴールを決めるなど、好調だったのが2年生の吉崎です。
前回大会からチームの主力を担い、今年2月にはメキシコへのサッカー短期留学も経験しました。
(日章学園 吉崎太珠選手・2年)
「自分の持ち味の得点を決めること、フィジカル・ゲームを作るところで人より違いを出していきたい」
また、1年生の秋鷹は16歳以下の日本代表に選出され、今まさにエジプトで親善試合などに臨んでいます。
強さの秘けつの1つは徹底した体づくり
今年の県内公式戦で無敗を誇る日章学園。
強さの秘けつの1つは徹底した体づくりにあります。
(トレーナー)「腹筋300回!」
この日は週に一度のボールを使わないフィジカル強化の日。
(選手たち)「きつい…」
体づくりは練習後も。
バランスの取れた寮での食事、ご飯は大盛が当たり前でした。
初戦 金沢学院大学附属高校(石川県代表)とは
日章学園の初戦の相手は、石川県代表の金沢学院大学附属高校。
就任10年目、元Jリーガーの北 一真監督のもと、前回大会で全国初出場し、2大会連続出場を決めた石川県の新興勢力です。
(金沢学院大学附属 北 一真 監督)
「(日章学園は)前線の選手のパワーがあるし、うしろの選手も能力高い選手が多い。個で勝負するとなかなか勝てないところもあるので、チームでしっかり勝負できれば」
県大会5得点のエース家邉には特に警戒が必要です。
(金沢学院大学附属 FW家邉凛太朗選手・3年)
「もちろん得点王を狙っている。ヘディングでも足元でも点を決められる選手だと自分で思っているので、どんな形でも点を取れれば」
相手を圧倒して無失点で勝ち進んでいく
初戦まであと12日。
2012年度の鵬翔高校以来の県勢日本一へ、チームの士気は高まっています。
(日章学園 野口昊平主将・3年)
「『日本一』と常に言い続けてきたので、初戦から相手を圧倒して無失点で勝ち進んでいくのが自分たちの一番の目標。全員で(日本一に向けて)頑張る」
「全員攻撃・全員守備で日本一目指して頑張るぞ!」
日章学園の初戦は、今月29日に行われます。










