「直菅形」は要注意

そして、最も注意が必要なのが「直菅形」です。
まず、照明器具ごと交換する際は、工事が必要となります。

そして、ランプだけをLEDに交換する場合、点灯方式によって自分でできるケースと工事が必要となるケースがあります。

見分けるポイントは、ここ!

(マツシタ電器・松下愼一郎社長)「グロースタータが付いてるタイプであれば、専用のグロースタータが付いてくるので新しいLEDに対して一つついてきます。それを変えてもらってこれをカチッとはめてもらえればご自分でも取り付け可能です」

この「グロースタータ」がついていない場合は、電気工事が必要になります。
取り付け方を誤ると、重大な事故につながる恐れがあります。

NITEの調査では、2024年までの10年間に不適切なランプ交換による事故が12件発生し、そのうち8件が火災に至っているということです。

(マツシタ電器・松下愼一郎社長)「一番いいのはやっぱりもう10年以上経っている照明が多いので、この機会に(器具ごと)新しいのにされた方が、いろんな面でもいいのかなと思います」

2年後に迫る蛍光灯の生産終了。

早めのチェックと計画的な切り替えを進めましょう。

(参考)
【LEDに変えるメリット】・光灯よりも電力消費が少なく、電気代の節約になる・LEDは長期間交換の必要がなく、手間とコストを大幅削減・CO2排出量削減

【LEDにすぐ交換したほうがいい?(経産省)】「使用の継続は可能ですので、蛍光灯が安全に点灯し続けている場合には、すぐに交換する必要はありません。ただし、規制開始後には製造されなくなりますので、計画的にLED照明への交換を進めてください。」