宮崎県内企業の女性管理職の割合は11.7%で、前の年より1.4ポイント下回りました。
民間の信用調査会社帝国データバンクが、今年7月、県内に本社を置く219社を対象に女性管理職に関する調査を実施したところ、67社が回答しました。
その結果、女性管理職の割合の平均は前の年より1.4ポイント減り11.7%で、全国平均をわずかに上回りました。
また、女性管理職の割合が30%以上だった企業は13.4%だった一方、管理職全員が男性の企業は43.3%でした。
帝国データバンク宮崎支店は結果について、「女性従業員が昇進を望んでいない考えや家庭と仕事の両立が困難であることなどの問題が根強く存在しており、女性管理職割合の上昇幅は鈍い状況」と分析しています。