性感染症の一つ「梅毒」の宮崎県内の感染者数が4年連続で100人を超えました。
県は、今後も感染者の増加が危惧されるとして、早期発見、早期治療を呼びかけています。

県は、今年の梅毒の感染者数が先月28日までに100人となり、4年連続で100人を超えたと発表しました。

年齢別では、10代から20代が全体のおよそ7割を占めています。

「梅毒」は、性的な接触などによって、うつる感染症で、薬での治療で完治しますが、放置すると脳や心臓に合併症を起こすことがあります。

県は、今年12月まで県内19の医療機関で無料の匿名検査を実施しているとして、心配な場合は検査を受けて、早期発見、早期治療に務めてほしいとしています。