薬物が若者にまん延しています。
宮崎県都城市内の路上で大麻を所持していた疑いで15歳の男子中学生が逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、三股町に住む15歳の男子中学生です。
警察の調べによりますと、今年7月、都城市の路上で「言い争いをしている」と通行人から通報があり、警察がかけつけたところ、現場から男子中学生ら2人が逃走。
逃げた現場には大麻およそ0.5グラムが残っていて、目撃証言や防犯カメラなどから警察は逃走した2人のうち、2日、男子中学生を逮捕しました。
警察の調べに対し、男子中学生は「現場にはいたが、大麻は所持していない」と容疑を否認しています。
現場から逃走した2人のうち1人は現在も捜査中ということで、警察は入手ルートなどを詳しく調べています。
今年は薬物関連での若者の逮捕が非常に多いくなっています。
宮崎県警察本部によりますと、県内では今年8月末までに大麻所持や使用などの疑いで少年17人が逮捕されています。
これは、去年1年間の人数を既に8人上回っています。
このうち、1人が中学生だということで、中学生の逮捕は、今回で2人目となります。
警察は、知人や友人に誘われても絶対に断るよう注意を呼びかけています。