熱戦が続く滋賀国スポから嬉しいニュースです。
30日に最終日を迎えた少年男子ゴルフで、宮崎県代表、高校1年生の長崎大星選手が個人で日本一に輝き、国スポ2連覇を果たしました。
現地からMRTテレビ「Check!」スポーツ担当の髙橋美苑リポーターの報告です。
(高橋美苑リポーター)
「忍びの里で知られる甲賀市。少年男子ゴルフが頂点を目指します。長崎選手個人連覇なるか?注目です!」
個人戦とそのトータルスコアを競う団体戦が行われるゴルフ競技。
少年男子には、日章学園高校2年の佐々木心音(ここね)選手と叶 震(かのう しん)選手、それに、勇志国際高校1年で去年の個人チャンピオン長崎大星(たいせい)選手が宮崎県代表として出場しました。
最終日の30日、巻き返しを狙う佐々木は18番パー5の第3打。ピン横1メートルにつけると、これを沈めてバーディ。
佐々木はトータル5オーバーで初めての国スポを終えました。
(佐々木心音選手)
「2日間楽しかったが、悔しい気持ちが大きかった。上手な人と周らせてもらうので、いい技術を盗んだり、こういうコースで周れたこともいい経験」
こちらも初出場、少し緊張した表情の叶は9番ロングホールでの第3打!
バンカーからのナイスリカバリーでバーディを奪います。
トータル11オーバーで終えた叶、来年のリベンジを誓いました。
(叶 震 選手)
「すごく楽しかったが、もっといいプレーできたな。(来年は)2日間とも60台で周れるように頑張っていきたい」
そして、リラックスした表情でスタートしたのは、前日8アンダー、個人トップタイで2連覇を目指す長崎。
18番・パー5で2オンに成功した長崎は、下りのロングパットをピン手前1mに寄せると、ここを丁寧に沈め、このラウンド、4個目のバーディー。
長崎は安定したゴルフでトータル15アンダー。個人、日本一に輝き、2連覇を果たしました。
(長崎大星選手)
「まずは2連覇できて、ほっとしている。伸ばし合いの中で15アンダー2日間で出せたのはなかなかないし、いいスコアで上がれた。(国スポ4連覇に)望みが繋がったのはいいところだし、これから頑張っていきたい」
団体は11位だったということで、来年に期待です。