宮崎県内で専門学校を運営する宮崎総合学院のサッカーチームが、10月、宮城県で開かれる全国大会に出場します。
学校の勉強と両立しながら練習に励む選手たちを取材しました。

チーム一丸となって戦えるチーム

宮崎総合学院のサッカーチーム「MSGソニャトーレFC」。生徒27人が所属し、全国大会の出場は4年連続6回目となります。

チームを率いるのは、名門、鵬翔高校出身の宮崎晋輔監督です。

(宮崎晋輔監督)
「一人一人が一生懸命に粘り強く戦って、チーム一丸となって戦えるチームだと思う」

限られた時間で練習に 2人のキャプテン

選手たちはそれぞれ資格の取得や公務員試験の合格を目標に、日々、勉強に励んでいて、限られた時間で練習に取り組んでいます。

そんなチームを引っ張るキャプテンは、将来、スポーツトレーナーを目指している佐坂啓翔選手。
スルーパスを得意とし、中盤から攻撃を組み立てます。

(佐坂啓翔選手・2年・MF)
「サイドからの仕掛けだったり、最後のパスであったり中の崩し、センタリングの崩しとかで点を取れるチームだと思う」

もう一人、キャプテンを務めるのは、同じくスポーツトレーナーを目指している岡野天虹選手。
正確なキックとヘディングで得点を量産します。

(岡野天虹主将・2年・FW)
「まずは初戦勝って、どんどん一試合ずつ勝っていって、決勝戦いけるように頑張りたいと思う」

守備の柱の「将来の目標」は?

さらに、守備の柱は神谷秀太選手。
去年の大会で悔しい思いをしたという神谷選手は、リベンジを果たすべく、気合十分です。

(神谷秀太選手・2年・MF)
「去年は自分が相手にPKを与えてしまって、そこで試合が崩れてしまったので、今年は去年のベスト8という記録を越せるように、自分がチームの中心となって頑張りたいと思う」

そんな神谷選手の将来の目標は?

(神谷秀太選手・2年・MF)
「宮崎地方検察庁を受けようと考えていて、市民の方々のために全力で仕事をできるような公務員になりたいと考えている」

夢に向かってサッカーに励む選手たち

チーム名の「ソニャトーレ」はイタリア語で「夢追い人」。

夢に向かってサッカーに励む選手たち、今年こそは一戦必勝で専門学校、日本一を目指します。

(宮崎晋輔監督)
「この大会を一番に1年間頑張ってきているというのもあるので、みんなで力を合わせて、一戦一戦しっかりと戦っていければという風に思っています。」

(全員で)「全国大会、頑張るぞ!おー!」

全国専門学校サッカー選手権大会は、10月5日、宮城県で開幕します。

※MRTテレビ「Check!」9月30日(火)放送分から