水郷・延岡の秋の風物詩「鮎やな」の設置を前に、アユ料理を味わえる施設が10月1日からオープンします。
30日は、観光関係者などを招いたオープニングセレモニーが開かれました。

30日は、まず、延岡市のかわまち交流広場で神事が行われ、延岡観光協会のメンバーなどが安全と豊漁を祈願しました。

このあと、河野知事や観光関係者を招いた試食会が開かれ、アユの甘露煮やアユの塩焼きなど秋の味覚を味わっていました。

(出席者)
「おいしい、おいしい。この季節になると川魚のアユは本当においしくなる」
(のべおか観光レディ)
「身がほくほくしていて、とってもアユのおいしさを感じられるおいしいアユになっている」
(延岡市 三浦久知市長)
「(アユは)延岡にとって欠かせないもの。ぜひ延岡市内の人のみならず、市外の人にもたくさん食べていただきたい」

かわまち交流館では、10月1日から、桝元フードシステムズが運営する「鮎やなささき」がオープンし、アユ料理の提供が始まります。

「鮎やなささき」の営業は、12月7日までとなっていて、300年以上続くアユの伝統漁法「鮎やな」は、10月下旬に大瀬川に設置される予定です。