宮崎市は職員の飲酒運転に対する処分を厳しくします。

市は、相次ぐ不祥事を受け、これまで「免職」または「停職」としていた処分を、原則「免職」とすることを決めました。

宮崎市の清山知憲市長は、22日の定例会見で、今年3月と4月に職員の飲酒運転による不祥事が相次いで発生したことを受け、懲戒処分の基準を厳罰化すると発表しました。

これまでの基準では、飲酒運転をした職員は飲酒の程度や事故の状況などに応じて「免職」または「停職」でしたが、見直し後は、原則として「免職」となります。

また、飲酒運転の車への同乗や運転を容認した場合なども「免職」または「停職」とし、自転車の飲酒運転についても「免職」または「停職」にするということです。

(宮崎市 清山知憲市長)
「酒気帯び運転にしても、酒酔い運転にしても、これはかなり市民に対する重大な裏切り行為だと私は思っています。今回の基準見直しを契機に、高度な倫理観で市民の皆さんに対して責任を果たしてもらいたい」

新しい基準は来月1日から施行されます。