宮崎県都城市に今年完成したクロキリスタジアムで、21日夜、初のJリーグ公式戦が行われました。
明治安田J3リーグ、テゲバジャーロ宮崎は、クロキリスタジアムでギラヴァンツ北九州との九州ダービーに臨みました。
会場には8000人が詰めかけ、大いに盛り上がりました。
(山崎直人記者)
「都城市山之口町のクロキリスタジアムです。初のナイター開催ということで、試合前からボルテージはMAXです!私もこのシャツを着てテゲバを応援します」
今年完成したクロキリスタジアムで初めての開催となったJリーグ公式戦。
スタジアムにはクラブ史上最多の8032人が詰めかけました。
(応援シャツを着たサポーター)
「得点をいっぱい決めて欲しい」
「テゲバ!頑張れ!」
迎え撃つ相手は、ギラヴァンツ北九州。
テゲバジャーロは前半からペースをつかみます。
10分には中に切れ込んだ阿野がシュートしますが、惜しくもポストに阻まれます。
さらに、奥村のシュートは相手DFに当たり、ゴールとなりません。
均衡が破れたのは、後半5分。
ギラヴァンツがコーナーキックから頭で押しこみ先制。さらに、右サイドからテゲバ守備陣を崩し、追加点あげます。
その後、PKを決められ、3点差となったテゲバジャーロ。スタンドからの大声援を受け、反撃に出ますが、ゴールには至りません。
そして、後半34分左サイドのフリーキック。奥村のクロスにエース橋本がヘディングシュート。得意の形で今季8ゴール目を決め、2点差とします。
しかし、試合はこのまま1対3で終了。
テゲバジャーロにとっては手痛い敗戦となりましたが、クロキリスタジアムでのJリーグ公式戦は大いに盛り上がりました。
(テゲバジャーロ宮崎 橋本啓吾主将)
「ここまで広い(スタジアムで)観客席が埋まった状態で試合するのは本当に嬉しかったし、何としても勝ちたかったのですごく残念です」
(テゲバジャーロ宮崎・江川慶城選手)
「宮崎で僕がサッカーやってきた中で一番いい雰囲気を作ってくれたと思うし、皆様には本当に感謝しかないですし、その中で自分たちがやらないといけないことは結果で恩返しすることだと思って試合に挑みましたけどそこは本当に申し訳ない気持ちで一杯です」

テゲバジャーロ宮崎は、暫定順位を20チーム中5位としています。
次節は、26日、アウェイでSC相模原との対戦です。