【ふたご座流星群2025】 流星出現期間始まる

『ふたご座流星群』は年間最大の流星群で、毎年一定して多くの流星が見られ、《極大期》には1時間あたり60個と予想される三大流星群のひとつです。
《流星出現期間》は4日(木)~20日(土)、最も多くの流星が期待できる《極大期》は14日(日)夜~15日(月)明け方と考えられます。

「オリオン座と流れ星」 手前は養殖いかだ 撮影)橋口隆 さん

《今夜の全国天気予報(1時間ごと)》《県庁所在地の16日間予報》を画像で掲載しています。写真撮影の準備と流星群の観察の計画に役立ててください。

【ふたご座流星群】放射点を見つけよう

放射点がある「ふたご座」を見つけましょう。
1)まず「オリオン座」を探します(”3つ並ぶ星”が目印)。その左側に「ふたご座」があります。

2)「冬の大三角」も目印になります(ペテルギウス・プロキオン・シリウス)の左側です。

3)放射点が分からなくても気にすることはありません。放射点付近を中心に空全体を見渡しましょう。

国立天文台によると、ふたご座流星群は、夕方から明け方まで流れ星を見れるチャンスがあるが、午後9時頃からが好条件との事です。特に午前2時頃には、放射点がほぼ天頂に位置するため、流れ星が真上から降ってくるように見られるそうです。

月の満ち欠けカレンダー

『月の満ち欠け』と『ふたご座流星群』の出現時期をまとめました。
『月』は12月5日(金)が満月で、20日(土)が新月です。今夜は満月なので条件的にはよくありませんが、月の光を背にして観察してみてください。流星数は《極大期》にかけて徐々に増えていき、月明かりの影響が減っていくため、流れ星観察は、来週でもいいかもしれませんね。