熱戦が続く夏の高校野球宮崎大会は準々決勝2試合が行われ、ベスト4が出揃いました。
第1試合は、第3シードの富島と第6シードの延岡学園による県北対決。
プロ注目の延岡学園、藤川敦也が初回から140キロ越えのピッチングを披露します。
延岡学園は、初回、連続ヒットで1アウト1・3塁のチャンスにエースで4番の藤川の内野安打で1点を先制します。
対する富島は、3回、フォアボールで出たランナーが、バッテリーエラーの間に進塁し、2アウト3塁。
2番・西村のセンター前タイムリーで同点に追いつきます。
続く3番・岡村がセンターオーバーのタイムリーツーベースで逆転に成功します。
結局、1点のリードを守り切った富島が、2対1で準決勝進出を決めました。
(決勝点の適時2塁打・富島 岡村了樹主将)
「先制されても『逆転の富島』という言葉を胸に頑張っていきたいと思います」
(部員76人を牽引・延岡学園 有川類司主将)
「この大会で勝つために今までやってきて、終わり方としてはああいう形になってしまったんですけど、悔いはないという気持ちです」
(7回2/3・2失点・延岡学園 先発・藤川敦也投手)
「ここから、また一からやり直して、プロに入って自分のピッチングを追い求めていきたいと思います」