参議院選挙は20日に投票が行われ、宮崎選挙区は立憲民主党、新人の山内佳菜子氏が初当選を果たしました。
立憲民主党、新人の山内佳菜子氏が自民党・現職の長峯誠氏ら3人を破り、初当選を果たしました。
山内氏は宮崎市出身の44歳。
元新聞記者で、県議会議員を2期目途中まで務めて、参院選に出馬し、県内野党4党の事実上の統一候補です。

今回の選挙戦では、物価高対策として食料品の消費税率を原則1年間0%にし、導入までに1人2万円を給付することや、消費者と生産者双方を支援する農業政策などを訴えました。
(初当選 山内佳菜子氏・立憲)
「山内かなこ、皆様から役割をいただきました6年間、全身全霊を込めて、心を込めて、皆様の命と暮らし、そして、尊厳を守る。そして、皆様の大切な故郷を守る。その思いで全力で取り組んでまいります。引き続きのご支援、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。ありがとうございます」

(長峯誠氏・自民)
「この敗因の攻めは、すべて私の不徳の致すところでございまして、私の足らざる点を補っていただくために、選挙期間中、皆様が県内各地で大変な支えを賜っていたことを心から改めて御礼を申し上げたいと存じます」

県内の確定投票率は57.19%で前回を9.67ポイント上回りました。