霧島連山の新燃岳では噴火が継続していて、きょうは、火口内の複数箇所から噴煙が上がる様子が確認されました。(30日午前11時半現在)
こちらは、きょう午前11時ごろに撮影された新燃岳の様子です。
火口内の複数箇所から噴煙が上がっています。
新燃岳では、27日に観測された噴火が継続していて、気象台によりますと、きょう午前3時半には噴煙が800メートルの高さまで上がったということです。
また、火山性地震が多い状態が続いていて、きょう午前11時までに116回確認。
地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動も継続して観測されています。
気象台は、火口からおおむね3キロの範囲で大きな噴石などに警戒を、また、爆発による空振で窓ガラスが割れるなどの被害が出るおそれもあるとして、注意を呼びかけています。