新燃岳噴火の降灰が確認された宮崎県高原町の現在の様子や対応について中継でお伝えします。(23日午前11時50分ごろ)

三浦功将記者
私の後ろに映っているのが霧島連山です。
ここは火口から10キロ以上離れた場所にあります。
私たちは、このあたりで午前8時ごろから取材を続けていますが、到着して最初に気づいたのが、硫黄の香りでした。
普段は、こういった香りは漂っていないということですが、地元住民からは役場に硫黄の臭いが漂うという報告が寄せられているということです。

役場の職員に話を聞くと、きのうは「街の中心部が暗く、かすんでいた」と話していました。

町は、きょう午前9時から警察と消防も交えて臨時の会議を開き、情報共有を図ったほか、各担当課で次の噴火に備えた準備を進めているということです。

また、町内の小中学校6校では、きょうの下校時から児童・生徒たちがいざという時に備えてヘルメットを持って登下校することにしています。