戦後80年を迎える中戦争の悲惨さを伝えようと日南市では戦争にまつわる資料を集めた「平和の祈り」資料展が始まりました。

会場となっている日南市の星倉山瀬公民館には太平洋戦争にまつわる170点以上の資料が展示されています。

中には戦争で出征する際に掲げられた手作りの「のぼり旗」や世界最大級の巨艦、戦艦「大和」で、乗組員への指示や連絡に使用された「黒板」など貴重な資料も展示されています。

資料展を企画したのは日南市で古物商を営む緒方孝昭さん83歳で、緒方さんは幼い頃に実家が空襲の被害を受けた経験が今回の資料展を開くきっかけになったということです。

(緒方孝昭さん)「みなさんに戦争を学んでほしい。そして、戦争を防ぐ力になってほしい。」

「平和の祈り」資料展は23日正午まで開かれています。