宮崎県都城市の夏の風物詩「おかげ祭り」が、来月開催されるのを前に、祭りで使われる御輿や山車などが市内7か所で展示されています。

「おかげ祭り」は、都城市の神柱宮の「六月灯」に合わせて、毎年、開かれる祭りで、例年、2日間で4万人以上が訪れます。

祭りを前に、現在、駅や商業施設など市内7か所で大型の提灯やぐらや本番で使われる御輿などの展示ブースが設けられていて、このうち、都城市立図書館には、高さおよそ4メートルの灯籠山車などが飾られています。

御輿や灯籠山車の展示期間は会場ごとに異なっていて、「おかげ祭り」は、来月8日と9日に開かれます。

【参考】
今でこそ都城を代表する行事の一つとなっている「おかげ祭り」ですが、およそ30年前の1993年、JR都城駅前の商店街での祭りが終了したことをきっかけに地元住民たちが立ち上げたのが始まり。

御輿や半纏、組織作りなど祭りの基本は、博多祇園山笠など全国の有名な祭りから取り入れたそうです。