宮崎県内で生産されている「生ライチ」の初競りが宮崎市で行われ、1箱500グラムが3万円で取り引きされました。
(高橋美苑リポーター)
「本日、販売解禁となった生ライチを頂きます。ぷりっぷり。口の中に果汁が口いっぱいに広がって、濃厚な甘みを感じられて、とてもおいしいです。」
肉厚でフレッシュな香りと濃厚な甘さが特徴の「生ライチ」。
国内で消費されるライチはほとんどが冷凍された輸入もので、国産は非常に少なく、国内一の生産量を誇る県内は、新富町や綾町などで合わせて17戸の農家が生産しています。
10日朝、宮崎市中央卸売市場で行われた初競りでは、生ライチ144キロが競りにかけられ、このうち、最高値は1箱9玉入り500グラムで去年と並ぶ3万円となりました。
(ライチ研究会 森 哲也 会長)
「生ライチは、すごくみずみずしくて、香りもあって、ぜひ、食べたことのない方は一度食べていただきたい」
生ライチの出荷は今月下旬にピークを迎え、JAみやざきでは今シーズンは去年とほぼ同じおよそ11トンの出荷を見込んでいます。