セルフレジを導入も かえって手間が・・・

また、人手不足の中、働き手の負担を減らそうと、2022年にセルフレジを導入しましたが・・・

(アズーロ高千穂店 荒尾花住さん)
「思った以上に人手がかかる。年配の人が多い地域なので、どうしても戸惑われる。音が聞きづらいので、(商品を)通したと思っても通っていなかったり、そういうトラブルが多かった」

買い物客の多くが60代以上。
機械の操作に不慣れな高齢者が多く、かえって手間がかかる結果となったため、店員が商品を読み取り、客が会計だけを行うセミセルフレジを導入しました。

このほか、賞味期限を過ぎて廃棄される食品ロスも課題です。

(アズーロスタッフ)
「当日賞味期限のものを定価の20%オフにしている」

毎朝、商品の賞味期限を確認して値段を見直したりしていますが、この店で発生するロスは年間およそ3000万円にものぼっていて、4月からAIで来店客数を予測するシステムを取り入れました。