噴火警戒レベルが「3」に引き上げられている霧島連山の新燃岳では、14日未明、先月30日以来となる火山性微動が観測されました。

気象台によりますと、新燃岳では、14日午前1時58分に地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動が観測されました。

火山性微動の観測は、先月30日以来です。

一方、近くに設置している傾斜計の変化はないとしています。

新燃岳では、噴火警戒レベル「3」の入山規制が継続されていて、気象台は火口からおおむね3キロの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして、警戒を呼びかけています。