取り締まり強化につなげます。
宮崎県警察本部は、従来より機動力が高い新型の白バイの運用を31日から開始しました。

県警察本部の交通機動隊が31日から運用を始めるのがホンダの新型白バイ、「NT1100P」です。

新型の白バイは、従来のものより重量がおよそ30キロ軽くなり、取り回しがよくなったほか、機動力も向上。

さらに、赤色灯やサイレンのスイッチの配置も見直され、隊員が扱いやすくなったということです。

(宮崎県警本部交通機動隊 河野泰輝小隊長)
「旧来の白バイですと、赤色灯を回した後にサイレンを鳴らさなければならなかったのですが、新型の白バイは一つのスイッチで赤色灯もサイレンも吹鳴が可能になりました」

今回、県警では22台の白バイのうち、1台を新型に切り替え、31日から早速取り締まりにあたっています。

(宮崎県警本部交通機動隊 河野泰輝小隊長)
「街頭活動を積極的に実施して、県民の交通安全の実現に向けて取り組んでいきたいと思う」

新型白バイは国費で購入され、全国の警察で順次運用が始まっています。