100年後もきっとみんなニコニコしてるに違いない

また、舞台袖で先ほどの若者たちの提言を聞いていたという堺さんは…
(堺雅人さん)
「100年後の宮崎がとてもいいもんだという前提でみんなお話されているのが、いいじゃないと思ったんですよね。100年後もきっとみんなニコニコしてるに違いないという、あの根拠のない、あの感じがぼくはすごく宮崎だなあと思います。笑顔が消えることはないだろうって、結構、僕も信じてるし、ここにいらっしゃる皆さんも、なんとなくそこの部分に違和感を感じなかったということは、感じてらっしゃると思うんですよね」

最後に堺さんは「夢中になるものを見つけることは素晴らしいこと」とエールを送りました。
宮崎市の未来を考える貴重な時間に

会場を訪れた人たちは、今回のイベントを通して、自分の将来、そして、宮崎市の未来について思いを強くしたようです。
(堺さんの後輩・宮崎南高校演劇部の生徒)
「堺さんのようなすばらしい役者になれたらなと思います」

(来場者)
「高校生もすごく、まちの事、宮崎市のこれからのことを真剣に考えているんだなっていうのが見られて、明るいなていうふうに、トークショーも同じくで」
(来場者)
「宮崎人の内に秘めた、強さというのが非常に感じられたきょうのお話でしたね、すべてにおいてですね」

一方、多くの市民の前で提言を発表した若者たちも気持ちを新たにしていました。
(宮崎県立看護大学3年 井本朱音さん)
「将来は、地域の方がどういうふうに思ってて、こういう改善してほしいとか、そういう思いが聞けるような保健師なるというか、そういうことができたらいいなと思ってます」
(宮崎第一高校1年 永田啓樹さん)
「私は将来政治の道に進みたいという風に思っております。宮崎のために、日本のために、何かできることがあれば、なんでもしたいなというふうに思っております」


100年後はどんな街になっているのか。宮崎市の未来を考える貴重な時間となりました。
【取材メモ】
また、堺雅人さんは、「大正時代の橘通りを再現して、100年前の宮崎市長も演じてみたい」などと話していました。

※MRTテレビ「Check!」1月14日(火)放送分から