宮崎県串間市は、災害時に避難所の混雑状況を確認できるシステムを導入することになりました。

このシステムは、災害時に指定避難所などが開設された際、スマートフォンなどで混雑状況をリアルタイムで確認できるものです。

混雑具合は、「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階で表示されます。

10日は、このサービスを提供する東京の企業「バカン」と串間市が、オンラインで協定の締結式を開きました。

(串間市 島田俊光市長)
「市民のみなさまにとっては避難所というのは非常に重要なものだと認識している。不安を解消するため混雑状況の配信は非常に有効なものと考える」

このサービスは、スマートフォンなどで「VACAN Maps(バカン マップス)」にアクセスすることで利用することができ、串間市は、広報誌やホームページなどで周知を図りたいとしています。