五ヶ瀬中等教育学校の生徒たちが宮崎市青島で取り組んできた防災に関する調査について報告会を行いました。
今年8月、五ヶ瀬中等教育学校の生徒たちは防災学習のため訪れた宮崎市青島で最大震度6弱を観測した日向灘を震源とする地震を経験し、これまで、現地調査のほか、住民や観光客への聞き取りなどを実施してきました。
9日は生徒8人が京都大学防災研究所宮崎観測所の山下裕亮助教らに調査内容を報告し、避難ルートや避難場所を示す看板の内容が、JRや市、それに、地区ごとに異なっていて、分かりづらいなど現状を説明しました。
(五ヶ瀬中等教育学校 上埜五喜さん)
「一番は自分たちがやったことを通して、実際に災害が起きた時により人の命が救われるということにつながってくれればと思う」
10日、生徒たちは調査結果を青島まちづくり推進委員会などに提案するということです。