熱戦が続く佐賀国スポ。
少年男子バレーボールでは、宮崎県代表がベスト4進出をかけ東京との一戦に臨みました。
現地からMRTテレビ「Check!」のスポーツ担当、髙橋美苑リポーターの報告です。

(髙橋美苑リポーター)
「吉野ヶ里遺跡です。吉野ヶ里町では少年男子バレーボール競技が日本一を目指して準々決勝に挑みます」

少年男子バレーボール競技は、8日、準々決勝が行われ、県内の高校から選抜された県代表チームは、春の高校バレー2連覇を果たした駿台学園の選手を擁する東京と対戦しました。

第1セット序盤、追いかける宮崎は日章学園のエース岩切を中心に得点を重ねます。

しかし、相手の力強いスパイクや高いブロックに苦しむ展開に。点差をじわじわと広げられ、第1セットを25対19で落とします。

続く第2セット、宮崎は、岩切のスパイクで勢いづくと、ナイスレシーブから
都城工業エースの山之内がバックアタックで得点。

さらに中盤、都城工業の外村も見せ、宮崎はここから3連続得点を決めます。

しかし相手は全国常連の強豪。
宮崎は逆転を許してしまうと、24対21の東京のマッチポイント。

岩切が執念のスパイクを決めますが、あと一歩届かず、宮崎は準々決勝で敗れました。

東京(選抜) 2-0(25-19 25-22) 宮崎(選抜)

このあと、5・7位決定戦も行われ、宮崎は京都と対戦。

第1セットを京都に奪われますが、第2セットは山之内が連続得点を決めるなど躍動。

先に宮崎のセットポイントとなりますが、京都の勢いを止めることはできずにストレート負け。

宮崎(選抜) 0-2(16-25 24-26) 京都(洛南高校) 

宮崎は7位入賞となりました。

(都城工業 山之内琢哉選手)
「もっと上位に行きたかったが(自分たちにとって)初めてのベスト8なのでよかった」
(日章学園 岩切吾郎選手)
「自分自身も初めての全国大会で、そこでベスト8という壁を乗り越えられたのがうれしかったし、もっと上に行きたいと思えるような大会だった」

(金丸真也監督)
「最後は最低条件のベスト8もクリアできるくらい力を出してくれたので、非常に頼もしいチームだった」

佐賀国スポの、そのほかの結果です。

自転車競技女子ポイント・レース決勝で、都城工業出身で鹿屋体育大学の岩元美佳選手が3位入賞を果たしました。