記録的な豪雨が襲った石川県能登地方の被災地を支援です。
石川県輪島市へ宮崎県延岡市から簡易トイレなどの支援物資が送られることになり、25日、出発式がありました。

石川県能登地方を襲った記録的な豪雨。25日までに死者は9人、行方や安否が分からない人は7人に上っています。

いまだ、地震の爪痕も残る被災地を支援しようと、延岡市は石川県輪島市へ物資を送ることになり、25日は読谷山市長や市職員が参加して出発式がありました。

今回、輪島市に送られるのは、水を使わずに処理できる簡易トイレ1万回分と、浸水被害を受けた住宅から土砂を運び出す際に使用する土のう袋1200枚です。

支援物資は、読谷山市長が参加している全国の有志の首長らで組織する団体から要請を受け、用意したということです。

(延岡市 読谷山洋司市長)
「とにかく日常の生活が早く軌道に戻ること、それが一番大事だと思いますので。また、必要があって要請がありましたら、第二弾、第三弾というのも延岡市としては取り組んでいきたい」

支援物資は、27日までには輪島市に到着する予定です。