秋の全国交通安全運動の取り組みです。高齢ドライバーの事故防止につなげようと、AIを活用した安全運転診断が宮崎市で行われました。
これは、秋の全国交通安全運動の一環で宮崎市が実施したもので、24日は、市内に住む70歳以上のドライバーおよそ20人が参加しました。
参加者たちは、運転技能を評価するAIシステム「セフモ」が搭載された車を運転し、段差に乗り上げてから1メートル以内に停止するなどの運転技能検査に臨みました。
運転を終えた参加者たちは「セフモ」が検知した運転の癖や課題を教習員と一緒に確認しました。
(教習員)
「しっかり危険を意識していただいているのは大事です」
(参加者)
「自分の運転の仕方を改めて確認してもらえるのは良い機会」
(宮崎市地域安全課 平川 智 さん)
「(安全運転診断で)自分の能力が見えるので、このまま安全運転を続けるための課題が見えるし、『自分、危ないかも』というのを認識していただいて、ぜひ、長く安全に運転できるようなことをしていただければと思う」
24日は、このほか、運転をより長く続けられるように、運転技能や身体機能を維持・改善するためのトレーニングも行われました。