地域とのコミュニケーション 家族で話し合うことの重要性

一方、NPOみんなのくらしターミナルの初鹿野 聡 さんは、避難するにあたって日ごろから地域の人とのコミュニケーションが大事だと指摘します。

(NPOみんなのくらしターミナル 初鹿野 聡 代表)
「あらかじめ避難できる場所には、日頃からコミュニケーションをとっておく。つながりを持っておくというのがとても大事。とりあえず(避難)となるとわかっていないといけない。どこに行けばいいのかをわかっていないといけない」

災害が発生した際、命を守ることに直結する「避難」。
初鹿野さんは、家族で話し合うことの重要性を訴えます。

(NPOみんなのくらしターミナル 初鹿野 聡 代表)
「命がなければ、食べることも、避難所に行くことも、家族に会うこともできません。それを子どもにもしっかり伝えてください。生きるために何をすればいいかというのを、もう一度しっかり家族で話しておく。ぜひ、そこをお願いしたい」

(スタジオ)
「物の備え」も大事ですが、地震が発生したときのことを頭の中で想定しておくことも大事だということがわかりました。
避難場所や避難経路を確認し、家族で話し合っておくことが大切ということですが、子どものいる家庭の場合、地震発生が休みの日、家族で一緒にいる時とは限りません。

休みの日なのか、通学途中なのか、その時々で変わってきます。これらも含めて、ぜひ、家庭で話し合ってみて下さい。

※MRTテレビ「Check!」8月14日(水)放送分から