高齢化が進む中、事業者の担い手不足解消につなげようと、宮崎県木城町が事業承継をサポートする企業などと連携協定を結びました。

協定を結んだのは、木城町と町の商工会、それに、事業承継をサポートする宮崎市の企業「ライトライト」の3者です。

木城町内では、後継者が見つからず廃業する事業者が増加。
こうしたなか、協定を通じてライトライトのノウハウを生かすことで、商工業や農林業、福祉など幅広い分野で後継者候補の募集のほか、移住の受け入れから事業の引き継ぎまで全面的なサポートが可能となります。

(木城町商工会 長友道泰会長)
「100%は難しいにしても、その中で、1件2件でも(事業承継を)理解してもらい、賛同してもらえれば将来絶対役に立つと思っている」

(ライトライト 齋藤隆太社長)
「事業者の思いを大切にしながら、我々の事業というものが地域にとって必要なものであるということを丁寧に伝えていきたい」

ライトライトのウェブサイトでは、今年秋に木城町の特設ページが開設される予定です。