昨年度、宮崎県内の児童虐待に関する相談件数は1791件で、前の年度より減少したものの、高止まりが続いています。

県によりますと、昨年度、県内3つの児童相談所が対応した児童虐待に関する相談件数は1791件で、過去最多だった前の年度より228件少ないものの、依然として多い状況が続いています。

内訳は、心理的虐待が1057件と最も多く、次いで身体的虐待が408件。また、育児放棄が289件、性的虐待が37件となっています。

県は、体制強化のため、妊娠や出産、それに、子育てなど様々な相談を受ける「子ども支援センター」をすべての市町村に設置することを目指しています。