世界最大とされる珍しい果実の話題です。
日南市の宮崎県総合農業試験場亜熱帯作物支場で実をつけているのは、クワ科の果樹「パラミツ」です。

パラミツは世界最大の果実をつけるといわれていて、この施設では直径15センチから20センチ、重さ20キロから30キロほどの果実が4つ実っています。

この施設でパラミツが実をつけるのは2年ぶりだということです。

(宮崎県総合農業試験場亜熱帯作物支場 久瑠洗貴技師)
「今年実を付けたんですけど、来年実を付けるとは限りませんので、ご覧になりたい方は、ぜひ足をお運びいただいて、そのうえでご覧になってくださればなと思います」

育つ環境によっては直径が60センチにもなるというパラミツ。

果肉はパイナップルに似た味がするということで、ゼリーやジャムなどに加工されることもあるということです。

亜熱帯作物支場では、8月いっぱい、パラミツの実を見ることができます。