宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島ジオパークのエリア拡大の申請を受けて、日本ジオパーク委員会による現地調査が行われています。

現地調査は、宮崎と鹿児島の7つの市と町で構成する霧島ジオパーク推進連絡協議会が、ジオパークのエリアを現在のおよそ3倍に拡大する申請をしたことを受けて、16日から実施されています。

17日は、日本ジオパーク委員会の調査員がえびの市にあるえびの地震記念碑や小林市野尻町の大塚原公園を訪問。現地で整備状況などを確認しました。

(日本ジオパーク委員会 宮原育子副委員長)
「霧島をめぐる大地に住む同じ仲間として、みんなで連携していくと、もっと観光客にしても産業にしても発展するようなヒントがたくさん出てくるのではないか」

現地調査は19日まで行われ、エリアが拡大されるかどうかは、来月開かれる日本ジオパーク委員会で発表されることになっています。