江戸時代の農政家で小学校などの銅像でも知られている二宮金次郎の子孫にあたる女性の講演会が延岡市で開かれました。
講師を務めたのは、二宮金次郎の7代目子孫にあたる中桐万里子さんです。
延岡市役所講堂で開かれた講演会にはおよそ80人が参加しました。
中桐さんは、金次郎の銅像を用いて、必ず足が1歩前に出ていることに触れ、「どんな時もあきらめずに一歩前に出てほしい」と訴えました。
(中桐万里子さん)「人がどう言おうと他人がどう思おうと自分を大切にすること。自分にとってそのことがとても大事だと金次郎は言おうとしたんだと思う」
主催者はイベントを通じて子どもが大人とかかわりながら心豊かに生きる力を育んでもらいたいとしています