17日深夜、豊後水道を震源とする地震が発生し、愛媛県と高知県で最大震度6弱を観測し、宮崎県内でも震度4を観測しました。
一瞬、南海トラフ地震が起きたのではないかと驚いた方もいたかもしれません。
専門家に今回の地震の特徴や南海トラフ地震との関連などについて聞きました。
徐々に徐々に活動は収まっていくものなので冷静に対応を
17日午後11時14分ごろ、大分県と愛媛県の間にある豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生。
愛媛県と高知県で震度6弱を観測しました。

県内では、延岡市、えびの市、高原町、美郷町、高千穂町で震度4、宮崎市、都城市などで震度3を観測。
今のところ被害の情報は入っていません。
京都大学防災研究所宮崎観測所の山下裕亮助教は、1週間程度は同規模の地震に注意が必要と呼びかけます。

(京都大学防災研究所宮崎観測所 山下裕亮助教)
「基本的には1週間程度同程度の規模の地震に気をつけるということに尽きると思います。現に余震がかなり活発に起こっていまして、まだまだ大きい地震が起こる可能性というか、平時に比べるとそれが高まっている状態が続いています。ですが、基本的には徐々に徐々に活動は収まっていくものですから、そこは冷静に対応していただければと思います」








