南九州大学短期大学部は、志願者の減少で定員割れが続き、2026年度以降の学生の募集を停止することになりました。
運営する南九州学園は「少子化が進み、4年制大学志向が高まる中苦渋の決断に至った」としています。
1965年、宮崎市に開学した南九州大学短期大学部。
志願者の減少による定員割れが続き、在学生の数は、最も多かった1993年度と比べ、現在は5分の1ほどまで減少していて、入学定員充足率は今年度、32%となっています。
こうした状況を受け、南九州大学短期大学部は、2026年度以降の学生の募集を停止することになりました。
運営する南九州学園の寺原典彦理事長は「少子化や4年制大学志向の高まりにより、志願者数が急激に減少し、苦渋の決断に至った」とコメントしています。
南九州学園は、新たに2027年度、南九州大学の健康栄養学部に「地域・医療・食品・健康・データサイエンス学科」を開設する予定です。