宮崎地方裁判所と家庭裁判所に新しい所長が着任し、裁判所が進めるデジタル化などについて今後の抱負を述べました。
先月9日付けで宮崎地方裁判所と家庭裁判所の新所長に着任したのは、沖中康人氏です。
沖中氏は、東京都の出身の57歳で、これまでに東京地裁判事やさいたま地裁判事部の総括などを歴任してきました。
(宮崎地方裁判所・家庭裁判所 沖中康人所長)
「人事を尽くして天命を待つということわざがあるが、最後は謙虚な気持ちで判断することが、一つのいつも考えていること」
裁判所では2年後、民事訴訟の手続きにおいてウェブ会議の導入や事件記録の電子化などデジタル化が進められ、沖中氏は利用しやすい効率的な裁判手続きを実現したいとしています。