国内外の珍しいタネが大集合です。
宮崎市の宮交ボタニックガーデン青島では、ユニークな種の展示会が開かれています。
宮崎市の宮交ボタニックガーデン青島で開催中の「おもしろいタネの展示会」。
国内外、およそ60種類の種が展示されていて風に乗って運ばれるため羽のような形に進化したものなどユニークな形をした様々な種が紹介されています。
鋭いトゲが特徴のこちらは「ライオンゴロシ」の種。
食べたライオンが痛みでエサを食べられなくなることからその名前がつけられ、「世界最強のタネ」とも呼ばれています。
このほかにも…
(三浦功将記者)
「この種、大きいですね~!両手いっぱい広げてもあまりあるくらいの…」
(宮交ボタニックガーデン青島 前田高志所長)
「これは『オオミヤシ』と言って、世界最大の種と言われるヤシの種の一つ」
オオミヤシは、成長すると高さ30メートルにもなる大きなヤシの木で、種の直径も35センチほどあり「世界最大の種」としてギネスに登録されています。
(三浦功将記者)
「ふつうにずっしりきますよ。2~3キロあるんじゃないですか?」
(宮交ボタニックガーデン青島 前田高志所長)
「乾燥している状態でこの重さだが、実際木になっているときは20キロあるとも言われている」
また、色が特徴的なものも。
(三浦功将記者)
「この種はまた鮮やかですね?」
(宮交ボタニックガーデン青島 前田高志所長)
「自然の色でこういう青い色をしている」
マダガスカル原産のタビビトノキの種は、青い繊維がまるで宝石のような美しさです。
(宮交ボタニックガーデン青島 前田高志所長)
「この青い皮の中に本物の種が包まれています」
(三浦功将記者)
「この青い部分が種というよりも、この中に種が入っているんですね?へ~不思議」
(宮交ボタニックガーデン青島 前田高志所長)
「世界いろんなところから集められているものもあるので、環境に合わせていろんな進化をしてきた、ふだん見る植物以外のことにも視野を広げてくれたらうれしい」
「おもしろいタネの展示会」は、宮交ボタニックガーデン青島で来月7日まで開かれています。