竹害といわれる現象を音楽を使って解決するとしたら
成澤さんの自宅には、多くの楽器があります。
成澤さんは、「ディジュリドゥ」という楽器のミュージシャンで、世界各国でフェスに参加し活動してきました。

その後、帰国し、九州をツアーで周る中で、偶然立ち寄った東郷町の良さに触れ移住。
そんな成澤さんが今取り組んでいるのが、子どもたちを対象にした「バンブー・ミュージック・ミヤザキ」という活動です。
(成澤けやきさん)
「地域の課題はいろんなジャンルでたくさんあると思う。竹害といわれる現象を、何か音楽を使って解決するとしたら、どういうことだろうということをずっと考えていた」

成澤さんが注目したのは、放置竹林など地域のやっかいものとして扱われていた「竹」。
その「竹」を活用して子どもたちと楽器を作り、演奏会を企画したのです。
竹の切り出しなどは、地域の人たちが協力して行ってきました。


(成澤けやきさん)
「音楽というアートの分野で竹がありがたいなと思ってくれるようなきっかけにもつながるといいなと」
